ダスキン震災ボランティアに参加しました。
ダスキン震災ボランティアに参加して
7月4日から8日までの5日間、ダスキン本社が主宰する東北地方の震災ボランティア活動に参加してきました。全国から選抜されたダスキン関係者が被災した加盟店の応援に入り、現地でできるお手伝いをしていこうというものです。
私は宮城県仙台市郊外の多賀城市にある加盟店に配属され、主に被災店舗の災害復旧工事や、避難所の統合によって使わなくなった公共施設の後片付けなどの応援をしました。
TVで見たとおりの流された住宅があちこちに点在し、通りにはまだまだ再開できない店舗が多く軒を連ね、電気は復旧しているものの信号機が壊れていて警察官によって交差点での車の往来誘導が行われているところも数多くありました。また、がれきの撤去はある程度進んでいるものの、あまりにも量が多いためかあちこちで無造作に積み上げられており、津波の壮絶な惨禍を象徴する光景でした。
七ヶ浜という元は美しい海岸線も砂浜にコンテナ等が横たわり、岸辺では(写真の通り)津波避難場所を示す看板のポールがおり曲がり倒れていて、備えはしていても自然の大災害には人類の力は遠く及ばない、ある種のむなしさを物語っていました。
被害を受けなかった私たちに出来ることは少ないかもしれませんが、被災地の人々は何年かかるか分からないほど遠い道のりを一歩々々歩んでいかなければなりません。せめて、この震災を永く忘れない、遠く離れていても被災地に思いを寄せる支援の心を持ち続けることが私たちの責務だと強く感じました。
ダスキン太田支店 橋本 登